1957-09-21 第26回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第6号
たまたま地域給そのものが現在あるために、地域区分というものについてはこれは法律で念のために、つまり例示的にこれはあげたにすぎないのであって、当然これは入りますという答弁で、それならばということでやったわけですからそれは問題です、淺井総裁がもしそういう考えであるとすれば。
たまたま地域給そのものが現在あるために、地域区分というものについてはこれは法律で念のために、つまり例示的にこれはあげたにすぎないのであって、当然これは入りますという答弁で、それならばということでやったわけですからそれは問題です、淺井総裁がもしそういう考えであるとすれば。
地域給そのものはお認めになっているのではないかというふうに考えておるのです。それならば、何も暫定手当という言葉に変える必要はないのではないか、それでそのままでいけるのです。
今度はやるのだということで、地域給そのものに関する考え方は少しも昔と変らないので、範囲が広まったというだけじゃないのですか、適用の範囲が。
○相馬助治君 抜本的にこの地域給を改革し、廃止する線に持っていくということについては、大方の意見が一致しておることは御存じの通りでありまするが、しかしそれは廃止するといっても、現在の地域給そのものをぽんと取ってしまうということではなくして、現在の公務員が保持しておるところの給与水準というものを下げないように、漸減的にある法則と方法とをもってこの問題を処置するという意味合いの地域給の廃止なのでございまして
たとい地域差を廃止しても地域給そのものをなくするのではないのでありまして、何か違った形になるかもしれませんが、現在与えておるその給与を減らすということは、これはとうていできないのでありまするから、地域差の廃止で地域給の廃止ではないのであります。
私どもも地域給そのものに固執するものではないのです。
○説明員(入江誠一郎君) この問題は御承知の通り衆参両院人事委員会においても、理想として、という言葉の是非は別問題といたしまして、そういう御趣旨は大体御意見も相当現われておりますところで、人事院といたしましても、財政その他の処置が許しまして、できますれば、地域給そのものについてそういうふうにして頂くことが更に合理的になるんじやないかと思います。
御存じの通り先ず国鉄の地域給そのものが一般公務員の地域給の構成と若干違う点がございまして、いわゆる四級制度になつておるのでございますが、それはそれとして、やはり全国的に散らばつておるという点については大体同様でございまして、その意味における職員の配置の関係というものは余り相性がないだろうと思います。
それから地域給そのものが、現在どうもいろいろ、一種の指定過剰と申しますか、実際問題としてなかなか合理的な区分の発見が困難で、そのために非常に人事管理上も困難を来たしておるという点から申しまして、何らか将来地域給の区分を漸減するような方向に持つて行きたいということも、これは両院の御趣旨でもありまするし、又我々も希望しておる点であります。
而もその刺激は相当広範な層に亙つて悪影響も持ますし、又混乱を起す原因になるのですが、これは歴代の大蔵大臣は大体そういう傾向を持つておりますが、できるだけああいう無軌道な権限外のことに亙つて、ことさら発言しないでも財源がないならないということを大蔵大臣の立場から言えばいいのであつて、ただ地域給の問題をどういうふうに処理すればいいのか、地域給そのものがどういうものであるかも知らないで、廃止したらおれのほうは
淺井総裁がいつも言われるように、まさに地域給そのものについては非常にささやかな問題でありますが、これが全国的にこんなに問題になりましたのは、結局今の地域給の考え方そのものに相当疑問があるからではないかと思うのであります。そういう意味で、ベース改訂等の機会には、ほんとうに拔本的な問題を考えていただきたいというふうに考えております。
そうするならば、既得権の剥奪も行われる、更に現在の地域給そのものが不合理であるにもかかわらず、またその上に百四十五件の実質的には地方公務員にとつては格下げであり、又修正であり、昇敍修正であると考えるわけであります。一例を挙げますならば、郊外の片田舎にある学校に住む先生がたが、宿舎の関係或いは住宅の関係で近郊の都市に殆んどが住んでおる。
この問題を根本的に議論して参りますと、地域給そのものがはたして適当であるかどうかということになつて来るのであります。この問題を別といたしますと、私どもが考えております府県間のアンバランス、あるいはまた府県の経済水準というものは、何とか合理的あるいは科学的に是正されなければならない。あるいはまたこれについて根本的な考慮を拂わなければならないという点を強く感じたのであります。
適當な機會に全官の諸君と話合いをして、地域給そのものは私どもやらなければなりませんが、プリンシプルそのものについては、ひとつ話合いをして改正をしてみたい、かように思つておりますが、未だその時期に到達しておりません。